※上記リンクはマイナビのプロモーションを含みます。
職業:大学のキャリアセンターで新卒〜既卒・第二新卒の就職支援を担当(現役)
資格:キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考:大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。
マイナビエージェントは第二新卒の転職エージェントとして人気がありますが、最初の面談において気をつけるべきポイントがあります。
マイナビエージェントの面談で絶対にやってはいけない事
マイナビエージェントのアドバイザーは親身なサポートを高評価される事が多く、2023年オリコン顧客満⾜度ランキングの調査開始以来6年連続で総合1位※となっています。
※2018~2023年の総合。2018年~2020年は『新卒採用サイト』として発表
ですが、マイナビエージェントは求職者ではなく企業側から報酬を受け取る転職エージェントです。
その為、あくまでも採用者側であるという視点を忘れないようにして、面談では以下の点に気をつけてください。
面談日時を厳守する
マイナビエージェントに登録後、マイナビエージェントから面談日時についての連絡があります。
面談については、対面・Web(オンライン)・電話面談がありますが、いずれも日時を厳守しましょう。
電車の遅延などで約束の時間に遅れる場合、必ず面談の開始前に事前に連絡を入れることが礼儀です。
- 対面の面談:5分前に受付に行く
- Web(オンライン)面談:5〜10分前にはログインしておく
- 電話面談:10分前からいつでも電話を取れるようにスタンバイしておく
Web(オンライン)面談の場合は、使用しているアプリが急に更新作業に入ってしまったり、電波が悪く急にネットワークから落ちてしまうなどイレギュラーな事が起こりやすいです。
筆者自身もWebで面談対応をする事が多いのですが、ネット環境のせいで面談に遅れて入ってくる方や、音声トラブルで話ができないという事もありました。
また、面談日時以外でも指定された書類の提出期限を守らないなどは悪印象となりますので気をつけましょう。
職歴や経歴、年収など虚偽の申告をする
転職エージェント・採用企業・求職者は信頼関係で成り立っています。
そして、転職エージェントは報告を受けた情報に基づき、求人を紹介してくれます。
その為、1度でも嘘をついてしまうとその信頼関係は崩れてしまいますし、もし内定後にその嘘が発覚した場合、内定取り消しなど重大なトラブルに発展する可能性があります。
ちなみに、下記の嘘は採用後にバレる可能性が高いです。
- 雇用形態の詐称
- 職歴詐称
- 学歴詐称
- 勤続年数を詐称する
- 副業でアルバイトをする
前職の悪い所ばかり話す
前職(現職)に不満があって転職活動をする人は多いと思いますが、それをそのまま転職エージェントに伝えるのはあまり良くありません。
マイナビエージェントのアドバイザーは親身になってくれるので、つい何でも話してしまいたくなる気持ちはわかりますが…。
感情で話すのではなく、あくまで希望をベースに話すようにしましょう。
というのも、愚痴をベースに話をしてしまうと、転職エージェント側に「組織に馴染めない」「コミュニケーションに難がある」と印象付けてしまう可能性があるからです。
傲慢な態度で接する
転職エージェントは基本的に、求職者の味方です。
ですが、転職エージェントは企業側から紹介料を受け取る為、社会人としてのマナーがない人の紹介は控えるケースが考えられます。
アドバイザー自身の好みによって求職者を判断するという事はありませんが、求職者が「希望通りの求人が紹介してもらえない」というような理由から横柄な態度をとった場合、その行動・言動によっては転職活動にマイナスに働く可能性があります。
転職エージェントとは、なるべく丁寧に接した方がお互いにメリットがあります。
転職活動が受動的過ぎる
転職エージェントは様々なサポートを提供してくれますが、「とりあえず面談にきた」というスタンスで臨むと「転職する意思がない」とみなされる可能性があります。
他社ではサポート期間を「3ヶ月」としている転職エージェントもありますので、マイナビエージェントのように期間を定めずサポートしてくれるところは非常に親切だと思います。
ただし、転職エージェントは求職者が採用された際に報酬を受け取るというビジネスモデルであるため、基本的に「早く決定してもらった方がありがたい」と考えている事が多いです。
そのため面談時には受動的にならず、転職先の希望や活動状況について具体的に話せるように準備しておく事が大切です
好印象を与える方法
好印象を与えられるポイントを心掛けることで、アドバイザーに良い印象を与え、転職活動のメリットを大きくすることができます。
清潔感のある身だしなみ
面談において、対面でもWeb(オンライン)でも基本的に服装は変わりません。
転職エージェントの面談において、服装を指定される事はほとんどありません。
ただし、ラフな格好で挑んでしまうと「TPOをわきまえていない」とマイナスに捉えられてしまう可能性があります。
【男性のオフィスカジュアル例】
【女性のオフィスカジュアル例】
ちなみにWeb(オンライン)面談では、見えないと思って下半身だけジャージ…なんて人も結構見かけます。
ですが、こういった服装は上半身の服装に影響(シワがよったり)する事もありますし、ふとした瞬間にバレる事もあります。
具体的に話せるよう話を整理しておく
面談を行う前に、自分の経歴や希望条件、就職活動の状況などを整理しておきましょう。
事前に整理しておく事で本番も話しやすくなりますし、アドバイザーにも「しっかりとした人」という認識を与えられます。
また、自分の意見ははっきり・しっかり話すようにしましょう。
自分に自信が無い人で「こんな経歴なのにこんな希望を言っても良いのかな…」と不安になっている人をみかける事がありますが…
自分の意見はあるのにしっかり伝えられない事になると勿体ないですし、応募のミスマッチに繋がってしまいます。
第二新卒の場合、経験が少ないので「そもそも自分の適性がわからない」「やりたい事がわからない」という抽象的な問題で悩んでいる人も多いと思いますが
その場合は、他に譲れないポイント(年収や待遇、転職時期や条件面など)を明確にした上で、どういう部分に不安を持っているのかを言語化して質問する方がスムーズです。
面談で聞かれる事
マイナビエージェントの面談では下記のような質問をされます。
- 経歴
- 強み
- 転職理由
- 目指しているキャリア
- 他社の応募状況
ただし会話形式で進められるので、これ以外にも求職者について様々な事を質問されます。
面談の流れとしては、まず冒頭でアドバイザーの自己紹介とサポートの説明があり、提出した職務経歴書等に沿ってキャリアの振り返りを行った後に今後のキャリアや希望について話していきます。
第二新卒が特に気をつけた方が良いのはなぜ?
ここまで読んで「全部当たり前」だと思われた方も多いと思いますが、筆者自身が若年者の求職者と接する中で、この当たり前の事をできていない人はとても多いです。
ですが、逆に言うとこの当たり前の事をしっかりとこなす事で、他の方と差をつける事も可能です。
これから第二新卒として転職活動をされる方は、ぜひこれらの点に気をつけて面談に臨んで下さいね。
※上記リンクはマイナビのプロモーションを含みます。
下記の記事では、マイナビエージェントの口コミや評判について、より詳しく解説しています。