※この記事は、キャリアコンサルタント（国家資格）を持ち、現役で就職支援に従事している専門家が解説しています。
名前：Kei
職業：大学のキャリアセンターで新卒〜若年者の就職支援を担当（現役）
資格：キャリアコンサルタント（国家資格）の他、CDA（キャリアデペロップメントアドバイザー）、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考：大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。
相性転職PersonalFileは、適職診断から特性を分析し、自分と相性の良い企業を紹介してくれる転職エージェントです。
この記事では下記について詳しく解説していきます。
- 相性転職PersonalFileが行う適職診断の内容について
- 適職診断の結果が信頼できるかどうか
筆者は若年者の就職支援を行っていますが、就職活動中の方から「自分に適した仕事がわからない」という質問を非常に多く受けますし、適性や相性に特化したものはとても需要があると感じています。
第二新卒が適職診断を利用した方が良い理由
「好きな事を仕事にしよう」
「自分の強みを活かせる仕事に就こう」
就職活動をしていると、このような言葉を目にする事が多いのではないでしょうか。
なぜなら、第二新卒のような若手の方は経験が少ない為、そもそも自分の強みや適性がわからないからです。
また、現代は職業選択の幅が広がりすぎて「適職を見つける」というハードルが高くなっています。
にも関わらず、昨今の学校教育では仕事選びの際に「好きな事や強みを活かす」という部分を強調し過ぎており…
その結果「好きな事をや強みを活かせる仕事を探さなければならない」と、もはや強迫観念のように就職活動をしている方が多いように思います。
もちろん好きな事や強みを活かせる仕事に就ける事はとても大切です。
ですが、特に若い方は自分の強みや好きな事を知る為の材料が少ないにも関わらず、自分探しの深みにハマってしまう事が多いです。
ですので、自分の適性が考えてもわからないという方は、まずは「相性」から考えてみた方が就職活動がスムーズに進む事が多いです。
「向いている仕事がわからない」なら相性を重視する事が大切
GoogleやFacebookなど世界を代表する企業は、採用においてスキルよりも人格を重視していると言われています。
もちろんスキルも重要ですが、これらの大企業が相性を重視していることは、採用において相性の重要性が非常に高いことを示しています。
ここで少し心理学の話になりますが…
私たちの意識には、常に使われている「顕在意識」と、あまり使われていない「潜在意識」があります。
顕在意識は意識全体の3〜20％程度を占めていると言われていますが、残りの80〜97％は潜在意識と言われています。
そして多くの研究から、私たちの行動や心理に大きな影響を与えているのは潜在意識であることがわかっています。
「相性が良い」かどうかは、感覚的に判断される事が多いです。
例えば人間関係においても、初対面の人に「この人となんとなく合いそうだな」という感覚があると、結構当たっていたりしますよね。
この「なんとなく」という感覚は言語化するのが難しく曖昧なものですが、意識の大部分を占める潜在意識から出された答えなので、実は合っている事も多いのです。
特に第二新卒は、何かと比較して判断するには判断材料や比較対象が少ない事が多いので、相性に重点を置く事は理にかなっているのです。
ただし、仕事内容など求人の情報をより詳しく知る事でその感覚が変化する事も多いため、最初に「相性が良い」と感じても、その感覚だけを信じ続けるのは危険です。
決定する前にはしっかり企業研究をして、最終的には「なんとなく」の部分を言語化できるようにしておく事をおすすめします。
相性転職PersonalFileの適職診断の適性結果は本当に当たる？
相性転職PersonalFileで使用している適職診断とは
相性転職PersonalFileは、高精度な『ミキワメ※』という適性検査を使用しています。
※「人の「性格」を特定する適性検査機能と「心の幸福度（ウェルビーイング）」を可視化する組織サーベイ機能を組み合わせたサービス。
相性転職PersonalFileではミキワメを使い、向いている職種や適職を導き出す事に特化した高精度なパーソナル適職診断を行い、80種類の性格タイプから向いている職種や適職を導き出しています。
ミキワメはまず既存社員の特性を分析し、社風や人材の特徴を把握しています。
これにより、応募者の性格や能力だけでなく、その人と会社との相性やマッチングにも重点を置いているので、応募者が「仲間として」適しているかどうかを見極めることが可能になります。
適職診断の適性結果に対する口コミ
通常の適職診断は求職者が一方的に受験するものですが、相性転職PersonalFileでは既にその会社で働いている従業員の特性を元に相性の良いタイプを見極め、双方向からマッチングします。
その為、マッチングの精度が非常に高くなります。
相性転職PersonalFile自体は比較的新しいサービスなので、まだあまり口コミを見られませんが
相性転職PersonalFileが使用している適性検査の「ミキワメ」に対しては、実際に導入している企業から「離職率が下がった実感がある」という口コミもあり、効果がある事がわかります。
相性転職PersonalFileの適職診断をおすすめする理由
相性転職PersonalFile以外にも、適職診断サービスを提供している転職サイトやエージェントは存在しますが
「相性」に重点を置き、双方向からマッチングを行い、その上で「適職」を紹介してくれるサービスは相性転職PersonalFileの他は見られません。
単に「求める職種」や「スキル」だけでなく、会社の雰囲気や文化との相性を考慮するというのは、求職者が活躍できる仕事を探す上で非常に重要なポイントです。
求職者にとって、自分に本当に合った職場を見つけるためには、相性転職PersonalFileのようなサービスが非常に有用な存在と言えるでしょう。
また、こういった適職診断を受けると通常は数千円程度の費用がかかりますが、相性転職PersonalFileの利用者はすべて無料で利用できるのです。
まとめ
相性転職PersonalFile｜適職診断の適性結果は本当に当たる？第二新卒向けと題して書いてきましたがいかがでしたか？
相性転職PersonalFileの適職診断を利用した人の情報についてはまだ少ないながらも、適性検査のベースとなっている「ミキワメ」については口コミなどから双方向からのマッチングにより効果が高くなっている事がわかります。
また、相性転職PersonalFileの適職診断を受けた後、求職者には「相性」の良い求人が紹介してもらえる上、紹介された求人が嫌なら断ることも自由です。
「相性」の問題は、他人の評判より自分の目で見て確かめるのが一番間違いのない選び方です。
なお、相性転職PersonalFileの口コミや評判についてはこちらの記事で更に詳しく解説しています。
