※この記事は、キャリアコンサルタント（国家資格）を持ち、現役で就職支援に従事している専門家が解説しています。
名前：Kei
職業：大学のキャリアセンターで新卒〜若年者の就職支援を担当（現役）
資格：キャリアコンサルタント（国家資格）の他、CDA（キャリアデペロップメントアドバイザー）、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考：大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。
相性転職PersonalFileは、適職診断から特性を分析し、自分と相性の良い企業を紹介してくれる転職エージェントです。
第二新卒など20代若手の【相性】に特化している転職エージェントなのですが…まだ新しいサービスの為か情報が少ないです。
この記事では、相性転職PersonalFileの面談の流れや内容、注意点などわかりやすく解説します。
相性転職PersonalFileの登録〜就職先決定までの流れ
相性転職PersonalFileは一般的な転職エージェントと違い、経験やキャリアではなく、「相性」を特に重視しているため、面談中に適職診断を実施しています。
相性転職PersonalFileの登録から就職先決定（内定）までの流れは下記の通りです。
- 相性転職の会員登録画面より個人情報を入力（1分程度で完了※下記動画参照）
- 面談日の調整
- 面談当日。面談はオンラインで実施（GoogleMeet使用）
（アドバイザーの自己紹介→適職診断の受験→結果の解説→求人紹介）
※リラックスした状態で思っていることを素直に話しましょう。 - 転職活動開始。経験豊富な適職カウンセラーが適宜応募書類の添削や面接対策などのサポートを行う
- 相性の良い職種・会社に内定
↓↓実際の登録画面↓↓
職歴や経験より、会社や人間関係など【相性】重視で転職したいなら【相性転職】がおすすめ！登録は簡単で質問項目も簡潔なため、短時間で登録できます。 登録方法や詳しい説明はコメント欄のリンク先（就活ポケット）へ！ ☆★☆登録完了ボタンは押してません&動画の入力情報はダミーです☆★☆ pic.twitter.com/ZmONnKxsZv
— 就活ポケットKei@キャリコン更新しました！ (@shukatu_pocket) June 4, 2024
相性転職PersonalFileのアドバイザーは、年間応募数4万人企業の人事経験者です。アドバイザーは就活の悩み相談から面接対策まで、幅広くサポートしてくれるので安心です。
相性転職PersonalFileの面談当日の流れ
相性転職の面談はオンラインで行われます。
面談時間は全部あわせて1時間〜1時間半程度で、この間に適職診断も行います。
＜面談の流れ＞
- 開始〜10分
アドバイザーの簡単な自己紹介と、適職診断の注意事項などの説明 - 10分〜20分
適職を導き出す事に特化した高精度なパーソナル適職診断を受検。
（能力テストではないのでリラックスして受検してください。※事前準備不要） - 10分〜15分
適職診断の結果をその場で確認。アドバイザーが結果を分析し、詳しく説明してくれます。 - 20分程度
相性の良い求人紹介と今後についての説明。良い求人があれば、面談当日から就職活動を進めていく事ができます。
相性転職PersonalFileの面談で質問される事
一般的な転職エージェントの面談で質問されるのは下記のような項目です。
- 転職活動の状況
- 他社の転職エージェントの利用の有無
- これまでの職務内容や経験について
- 転職の動機や目標について
- 希望する職種や業界について
- 自己PRや強み、スキルについて
- 今後のキャリアプランについて
- 前職や前職の離職理由について
- 希望する勤務地や転勤の可否について
- 希望する給与や待遇条件について
上記の項目に対して回答を準備できていると面談がスムーズに進む事が多いですが、答えられなくてもそれを素直に伝えれば問題ありません。
ですが、相性転職PersonalFileは適職診断の結果を基に面談を行うため、自分の適性やキャリアプランが不明確な人にとっては特に利用しやすい転職エージェントと言えます。
面談時に用意するもの
※準備について具体的な指示があった場合は、その指示に従ってください。
面談はオンラインで行うので、基本的に準備するものは筆記用具とメモ帳程度です。
ですが、もし作成済みの履歴書や職務経歴書があれば面談がスムーズに進められるので手元に置いておきましょう。
オンライン面談時の服装
面談時の服装はスーツ、もしくはオフィスカジュアルが基本です。
これは私の実体験なのですが…
私がオンライン面談をしていると、スーツを着ている面談相手が立ち上がった瞬間、下半分がジャージだった…という事があります。
スーツを着るならきちんと上下整えて着用しましょう。
面談時のオフィスカジュアル服装例（画像）
スーツは着るのが面倒ですが、服装に悩まなくて良いのが良い点です。
逆にオフィスカジュアルだと何を着たら良いのか迷う方が多いです。
【女性のオフィスカジュアル例】
【服装のポイント】
- 上半身：ブラウスやシャツ、セーターなどを選びましょう。カラーや柄は控えめにします。
- 下半身：スラックス、チノパンツ、スカートなどが適しています。丈は短くなり過ぎないように注意しましょう。
- シューズ：ヒールやフラットシューズ、ローファーなどを選びます。ヒールの高さは4〜7㎝程度がおすすめです。
- アクセサリー：控えめなものを選び、過剰な装飾は避けましょう。
【男性のオフィスカジュアル例】
【服装のポイント】
- 上半身：ドレスシャツやポロシャツ、セーターなどが適しています。カラーや柄はシンプルなものを選びましょう。
- 下半身：スラックスやチノパンツなどがおすすめです。カジュアルなパンツは避けましょう。
- 靴：ビジネスシューズやドレスシューズが適しています。色は黒や茶色が一般的です。
- アクセサリー：シンプルなベルトや時計などが良いです。控えめなものを選んでください。
服装一つで相手に伝わる印象が大きく変わるので、多少面倒に感じても当日の服装はスーツ、もしくはオフィスカジュアルが無難です。
まとめ
相性転職PersonalFileは一般の転職エージェントとは違い、企業と求職者の「相性」に力をいれています。
スキルや経験ではなく内面の深い部分から関わってくれる転職エージェントなので、自分の適性がわからない方やキャリアに迷っている方、また人間関係で苦労している方にとってはとてもおすすめできる転職エージェントです。
面談時には適職診断を基にカウンセリングを受けるので、自分の適性や就きたい仕事を言語化するのが難しい「就職活動の入り口」部分で悩んでいる方にとっては特に利用しやすいと言えます。
就職活動では、70%以上の人が、転職サイト・転職エージェントに2つ以上登録している※というデータがあります。
※データ参照：【調査概要】2019年7月16日～7月17日 株式会社ジャストシステム「転職に関するアンケート」 調査対象：転職を経験したことのある男女199名(単一回答)
ですので、可能性を広げる為にも、就職活動で転職エージェントや転職サイトを選ぶ際は複数登録する事をおすすめします。
なお、相性転職PersonalFileの口コミや評判についてはこちらの記事で更に詳しく解説しています。
