職業:大学のキャリアセンターで新卒〜既卒・第二新卒の就職支援を担当(現職)
資格:キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
経歴:大学を卒業後、5年間で5回の転職(派遣・アルバイト・正社員含む)を繰り返した経験から、職業選択の重要性を痛感。現在は大学のキャリアセンターで働き、多くの求職者支援に携わる。
第二新卒として転職活動を進める方は、転職サイトや転職エージェントの選定を慎重に行うことが大切です。
というのも、数多く存在するサービスの中から、自分に合ったものを適切に選べるかどうかによって、転職活動の成果が大きく左右されるためです。
第二新卒は短期離職者として不利になる事も多いので、就職活動に不安を感じる方はとても多いですし、私自身が第二新卒として就職活動をする時も本当に不安でした。
そこでこの記事では、第二新卒向けに「自分にあった転職サイト・エージェントを選ぶことができる」よう、特に優れているサイトをまとめて解説していきます。
第二新卒向けの転職サイト・エージェント
第二新卒向けの転職サイト・エージェント
UZUZ(第二新卒):特におすすめ!転職エージェントの9割が元・既卒or第二新卒
マイナビエージェント:特におすすめ!マイナビグループで優良求人が多くキャリアアップも目指せる
【相性転職Personal File】:特におすすめ!人間関係や相性重視!高精度の適性検査
第二新卒エージェントneo:スタッフは全員第二新卒。優良企業のみを紹介
Re就活:若手のキャリア形成を重視。職種・業種未経験OKの求人を多数掲載
リクルートエージェント:業界最大級の非公開求人数(10万件以上)
doda(デューダ):大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載
ASSIGN:若手ハイクラスに特化した転職サイト
パソナキャリア:顧客満足度調査、転職エージェント4年連続総合1位
20代の転職相談所:5,000件以上の正社員限定求人
リクナビNEXT:転職する人の8割が使用する超有名サイト
第二新卒採用の企業が増えている一方で、3年以内の経験を「キャリア」とみなさない企業も存在するため、第二新卒の方が「キャリア採用」と同じ評価を受けるのは難しいことがあります(第二新卒が劣っているわけではなく、評価の基準が異なるということです)。
そのため、第二新卒の就職活動においては、一般的な転職サイトや転職エージェントではなく、第二新卒に特化した転職サイト・エージェントを活用する方がスムーズに進みます。
<特におすすめ>転職サイト・エージェント3選
UZUZ(ウズウズ)第二新卒
働いているキャリアアドバイザーの9割が元既卒・第二新卒(日本で唯一)。企業毎にカスタマイズした面接対策を無制限に実施し、1人に充てるサポート時間は20時間以上。手厚い対応は業界トップクラスです。
サービス名 | |
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種類 | エージェント型 |
対象年齢 | 29歳まで |
対応地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪がメイン |
特徴 | ・内定率83%・定着率93%以上。キャリアカウンセラーの9割が元既卒か第二新卒・サポート時間は1人あたり平均20時間以上で業界トップクラス・厳しい自社基準(離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態など)でブラック企業を排除 |
マイナビエージェント
大手人材会社マイナビグループのサービスであり、幅広い知識を持った質の高い転職エージェントが対応。キャリアアップを目指したい方におすすめ。
サービス名 | マイナビエージェント |
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種類 | 転職エージェント |
対象年齢 | 20〜30代がメイン |
対象地域 | 首都圏・関西圏・東海圏に強い |
特徴 | 人材会社大手である強みを活かした人事と採用担当との太いパイプがあり、大手〜ベンチャー企業まで幅広く対応。履歴書添削や面接対策など、親身な転職サポートが高評価 |
相性転職PersonalFile
経験よりも「相性」重視。
最先端のAIを使った適職診断で仕事選びをサポート。職場の人間関係で悩みがちな方や職場環境にこだわる方におすすめ。
サービス名 | 相性転職Personal File![]() |
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種類 | 転職エージェント |
対象年齢 | 20歳〜29歳 |
対象地域 | 一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀に在住の方 |
特徴 | スキル・経験よりも相性を重視する企業と出会えるので、キャリアチェンジを考える方や自分の適性がわからない方、人間関係に悩んでいる方にマッチングする企業が見つかる可能性が高い。 |
第二新卒者の転職にまつわる誤解
「第二新卒」という言葉を検索すると「大手企業は無理」「就職活動が厳しい」などネガティブな言葉をよく見かけますが、本当なのでしょうか。
「第二新卒は価値が低い」という誤解
物や人材の市場価値は需要と供給のバランスで決まります。
日本の給与水準は直近20年間上がっておらず400万円台前半となっており、ほぼ横ばいで推移しています。ですが「新卒」の給与は緩やかに右肩上がりになっています。
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引用:新規学卒者初任給ー(独)労働政策研究・研修機構
給与に関しては、人材の足りていない分野では高くなりますし、逆に人材が多過ぎる分野では低くなる傾向があります。
下記は日本の人口ピラミッドの変化なのですが、20代の若手は少子化で今後益々減り続ける事がわかります。
引用:日本の人口ピラミッドの変化ー厚生労働省
生産年齢※が15歳以上〜65歳未満だと考えると、20代の若手は今後も減り続けるので、若手に対しての給与水準は今後も上がり続ける事が予想されます。
※生産年齢:生産活動の中心にいる人口の年齢層のこと
「大手企業は難しい」という誤解
「第二新卒で大手企業へ入るのは難しい」という誤解を解説する前に、まずは大手企業について少しだけ解説します。
そもそも大手企業という言葉に定義はありません。
「なぜ大手企業に就職を希望しているのか」と求職者の方に理由を聞いても、「安定しているから」「福利厚生が充実しているから」という答えが返ってくる事が多いです。
ですが、大手が安定しているとは言い切れませんし、福利厚生の充実している中小企業もあります。
そもそも「大手企業」の概念が曖昧なので「大手企業に入りたい」という考え方だと探し方が曖昧になってしまうのです。
大手企業を希望するのであれば、自分が大手企業に「何を求めているのか」を明確にする必要がありますし、それがハッキリした上でその分野に強い転職サイト・エージェントを選ぶ事ができれば就職活動はスムーズに進みます。
「未経験への転職は難しい」という誤解
「新卒採用」では全員が未経験からスタートするため、未経験であることはデメリットにはなりませんが、転職時には一般的に「即戦力」が求められ、第二新卒の場合、不利になることが多いのは事実です。
とはいえ、第二新卒や未経験歓迎の求人は、実際にはかなり多くあります。
日本で認知されつつある「ジョブ型雇用」は、従来の新卒一括採用ではなく通年採用が基本です。
新卒採用をしても3人に1人が3年以内に辞めるという状況で「無理に新卒を採用する必要は無いし、むしろ、社会人経験のある第二新卒を採用したい」という企業は増えており、第二新卒が未経験へ挑戦するハードルは低くなっています。
ですので未経験分野への仕事にチャレンジするなら、若手のうちに積極的にやってみる事をおすすめします。
転職エージェントを使うメリット・デメリット
転職エージェントを活用することは非常に大きなメリットがありますが、同時にデメリットもあります。
メリット
通常、転職エージェントを利用すると、1人ひとりに専属のアドバイザーが付き、希望に合った求人を紹介しながら、内定までしっかりサポートしてくれます。
特に第二新卒向けの転職エージェントは、キャリアカウンセリングに力を入れているところが多く、サポート体制も手厚いため、安心して利用できるのが特徴です。
企業が非公開求人を出す理由のひとつに、大手企業や優良企業では、応募者の殺到を防ぎ、より効率的に採用を進めるために、転職エージェントを通じてのみ求人を出すケースがあることが挙げられます。
さらに転職エージェントからは企業の雰囲気や実際の難易度など、求人票ではわからない詳細な情報もアドバイスしてもらえるという部分も魅力の一つです。
先に述べたように、若手の給与水準は上がっているものの、日本全体で見ると直近20年間の給与平均は400万円を横ばいで推移しています。
人口ピラミッドで見ると、20代は供給が少なくなるので給与は上がり続けたとしても、40代以降になると供給過多となり、スキルが無ければ給与水準が停滞したり、初任給から昇給しない可能性も十分あり得ます。

日本は今後、従来の勤続年数や年齢を基準としたメンバーシップ型雇用から成果に応じて給与が決まるジョブ型雇用へ移行していくと言われており、そこでは個人のスキルが重要視され、年齢を重ねるにつれ「自分に何ができるか」がとても重要になります。
その為、第二新卒として転職を考えている「今」、自分の今後のキャリアと真剣に向き合う事がとても大切になるのです。
第二新卒に特化した転職エージェントは、「自分に何が向いているのかわからない」という抽象的な相談から、履歴書・職務経歴書の添削、面接練習や研修に加えて内定後のサポートまで行っている所も多いです。
この手厚いサービスを無料で受けられるのは第二新卒の特権ですので、ぜひ利用して欲しいです。
デメリット
転職エージェントは、求人を紹介する前に必ず求職者と面談をし、求職者の希望とマッチする求人を紹介します。
ですので、「自分で求人情報を見て探したい」という方にはあまり向いていません。

ただし、全国には2万以上の転職エージェント(職業紹介事業所)があると言われており、中にはかなり質の悪いものもあります。
また、とても親身になってくれる転職エージェントが多いので、つい忘れがちになるのですが…転職サイトや転職エージェントは営利企業であり、求職者が就職することで会社も利益を得るというシステムです。
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そのため強引に求人を勧めてくる可能性があります。
特に、第二新卒者は社会経験が浅いため、ターゲットになる可能性が一般に比べて高いです。
また、繰り返しになりますが転職エージェントは、求職者が内定を得ると、その内定先の年収に応じて報酬を受け取る仕組みになっています。
時には求職者にとっての利益よりも、自社にとって利益が大きい方を優先する可能性もあります。こうした状況を防ぐためにも、求職者は自己分析をしっかり行い「自分が仕事をする上で何を重要視しているのか」という優先順位を明確にし、最終的には自分の意思で判断・決断することが大切です。
しかし、自分の意思で決めたわけではなかったため、その会社は結局、短期間で辞めることになってしまいました。この経験から、自己分析をしっかり行い、最終的な決断は自分自身で下すことの大切さを強く実感しています。
最後に、就職エージェントとの相性の問題は重要です。
就職活動において、自分のこれまでの経験や価値観など深い部分の話をする事になるので「合う・合わない」という問題はかなり大きいのです。
もし、どうしても「自分に合わない」と感じる就職エージェントが担当になった場合は、担当を変えてもらうよう伝える事をおすすめします。
内定の出やすい就職活動の進め方
第二新卒はとても企業からのニーズが高く、早々に内定を得られる人がいる一方で、中々就職活動が終わらないという方も沢山います。
ですが就職活動において『内定を確実に獲得する為に重要な事』があります。
新卒採用では学歴が非常に重要視されます。これは、社会人経験がなく、判断材料が限られる新卒者についての判断基準が少ないためです。
下記は、新卒採用時における企業と大学のランク表ですが、横にスライドさせると大体そのターゲット層にあたります。(※表は目安です。自分の現在地から上の企業を目指す場合、矢印の角度が上にいくほど努力すべき部分も大きくなります)

※上記の表では均等に表していますが、数で言うと実際は中小・零細企業と上位校以外の大学の割合が大部分を占めています。経済産業省の発表によると、日本の企業数は421万社と言われており、そのうち中小企業は99.7%です。また大学の数は約800校あります。つまりピラミッドでいうと下の部分が大きくなります。
新卒時に「学歴」を重視している企業は、実は沢山あります。ですが、求人要項に「高学歴の方のみ募集」と書く事はできません。(ちなみに新卒採用と違って、第二新卒になると職歴がありますので、「学歴」に対しての比重は通常小さくなります)
その他にも、「年齢」や「性別」においては求人に記載する事が法律で禁止されているなど、企業は募集をかける際、求める人物像を明確に書けないという場合もあります。
ですが表に出さないだけで、実は求める人物像が明確にあるケースも多いです。
そして、求める人物像から外れた求職者からの応募は、自動的に不採用としている可能性もあります。
同じように、転職サイト・転職エージェントにもメインターゲットとなる層があることが多いです。
自分に合う転職サイト・転職エージェントの見つけ方
第二新卒といっても色々なタイプの方がいるので、一言で「貴方におすすめなのはこの転職サイト・転職エージェントです」と言うのは難しいです。
その為、冒頭で第二新卒向けにおすすめの転職サイト・転職エージェントを11社ご紹介しました。その中でも特におすすめできると感じた3社については、記事内で詳しく解説しています。
紹介した3社の中から選べば失敗は少ないと思います。
UZUZ(第二新卒):特におすすめ!転職エージェントの9割が元・既卒or第二新卒
マイナビエージェント:特におすすめ!マイナビグループで優良求人が多くキャリアアップも目指せる
【相性転職Personal File】:特におすすめ!人間関係や相性重視!高精度の適性検査
本サイトの情報が、あなたにとって最適な就職サイト・転職エージェントを選ぶ際の参考となれば幸いです。