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就活ノウハウ

既卒・第二新卒向けのリモートワーク|未経験から始められる?

既卒第二新卒向けリモートワーク.未経験可
筆者プロフィール

名前:Kei
職業:大学のキャリアセンターで新卒〜既卒・第二新卒の就職支援を担当(現役)
資格:キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考:大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。

※この記事は、キャリアコンサルタント(国家資格)を持ち、現役で就職支援に従事している専門家が解説しています。

コロナ以降爆発的に増えたリモートワーク。

自宅でも仕事ができるというメリットから、既卒や第二新卒で希望している人は多いのではないでしょうか。

Kei
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ただし、未経験で正社員のリモートワークを目指すのは少し難易度が高いです。

この記事では既卒・第二新卒がリモートワークで働くために大切なポイントをまとめています。

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初めからリモートワークに従事する事は難しい

まず、正社員でリモートワークを募集する場合、経験を求められたり専門職である場合がほとんどです。

Kei
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リモートワークは、PC操作など「基本的な事ができる」という前提で採用します。

ただし、まだ社会人経験の少ない既卒・第二新卒はこの「基本的」という部分で、人によってかなり差があります。

また、日本の企業は若手を採用すると丁寧な研修を行なっているところが多いのですが、リモートという環境での研修で教えられる事には限りがあります。

スキルが無い未経験者にとっては、細かい部分での意思疎通ができないので、対面で行う仕事よりも難しく感じる事も多いはずです。

リモートワークのメリット

リモートワークを行う上でのメリットは以下のような点です。

  • 柔軟性: リモートワークは場所に縛られず、働く場所に柔軟性がある
  • 通勤時間の削減: オフィスへの通勤時間が不要なため、通勤のストレスが無い
  • 生産性向上: 自分が快適な環境で仕事ができるため、集中力や生産性が向上しやすい
  • 場所に制限が無い: 遠隔地の仕事にもアクセスできる
  • コスト削減: 通勤経費やランチ代などを節約できる

リモートワークのデメリット

Kei
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ただし、リモートワークはいい部分だけではありません。
  • 孤独感: 同僚との対面でのコミュニケーションが無いので、孤独感を感じる可能性
  • 情報がうまく伝わらない: オンラインツールを使用するため、対面でのコミュニケーションに比べて情報が伝わりきらないことがある。
  • 仕事とプライベートの境界が曖昧になる: 自宅で仕事をする場合、仕事とプライベートの境界が曖昧になり、仕事のストレスがプライベートに影響を及ぼすことがある。
  • セキュリティリスク: 会社の機密情報を外部に漏洩させるリスクが増加する可能性があり、セキュリティの懸念がある。

リモートワークは成果や業績に基づいて評価されるので、勤務態度や仕事の姿勢は見えにくい傾向があります。

また、完全リモートワークになるとオフィスで同僚と合う事がないため、自己管理が難しい場合や、仕事のスキルや生産性が低下しやすい方には向いていません。

リモートワークの多い職種

リモートワークが多いのは、下記のような職種です。

  • ソフトウェア開発者
  • マーケター
  • デジタルマーケティング専門家
  • データアナリスト・データサイエンティスト
  • ライター・コンテンツクリエイター
  • グラフィックデザイナー
  • カスタマーサポート

これらの職種はオンラインツールを活用する仕事が多いので、リモートワークが一般的です。

ただし、業界や企業によって異なるため、具体的な状況に応じて異なる場合もあります

自分に合ったリモートワークの探し方

「リモートワークが向いている人」と一言で言っても、働き方や組織は多種多様なため、「リモートワークをしたい」という考えだけでは自分に適した求人は見つからない可能性があります。

そのため、そのリモートワーク求人を出しているのはどういう組織なのか、という視点でも見ていく必要があります。

まずリモートワークを希望する人によく見られるのが

  • 柔軟に働きたい
  • 組織やルールに縛られたくない
  • 人間関係に縛られたく無い

という環境や人間関係に重点を置く考え方です。

対して、組織は「柔道団体戦型、サッカー型、駅伝型、野球型」に分けられると言われています。
ー参照:THE TEAM 5つの法則(麻野耕司著 幻冬舎)

ルール 環境の変化 人材の連携
柔道団体戦型 生命保険の営業 少ない 多い 少ない
サッカー型 アプリ開発 普通 多い 多い
駅伝型 工場の生産チーム 普通 少ない 少ない
野球型 飲食店スタッフ 多い 少ない 多い
Kei
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例えば、ルールに縛られず自分のやり方で、かつ色々な仕事に取り組みたい。人間関係は少なくていい、という場合は柔道団体戦型の組織が向いていると判断できますね。

このように、単に「リモートワークを行なっている会社を探す」という視点ではなく、自分に合った組織を探すという視点も併せて持っておく事は、ミスマッチを防ぐ上で大切です。

既卒・第二新卒がリモートワークで働く方法

既卒や第二新卒が、未経験から自分に適した企業のリモートワークで働くためには段階を踏む事が大切です。

最初にお伝えした通り、既卒・第二新卒で未経験からリモートワークを行う事は経験・スキル不足の面から難しいです。

ですが、逆に言うと経験を詰めば可能になります。

リモートワークが多いIT系の求人は人材不足と言われており、実は既卒・第二新卒の方にもチャレンジしやすい職種です。

Kei
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学習サポートと就職支援がセットになった転職エージェントもあります。こういったサポートが無料で受けられるのは、第二新卒の市場価値が高い事を示しています。

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リモートワークで働く事を現実的に考えると、初めはリモートワークではなく対面でしっかり研修を受け、慣れてきたらリモートワークに切り替えたり転職したりするという流れがスムーズです。

既卒・第二新卒の方に気をつけて欲しいポイント

今後も増えていく事が予想されるリモートワークですが、既卒・第二新卒の方に特に気をつけて欲しい点があります。

まだ社会人経験の少ない既卒や第二新卒の方は、仕事でミスをしたり失敗をすると、「その部分の能力が劣っている」と必要以上に思い込んでしまうケースがあります。

ただしそれは能力的な問題ではなく、実は「騒がしい職場で業務に集中できない」事が問題だったり、「上司の指示が不適切」だったり「職場の環境や人間関係」がそうさせている可能性もあります。

ですので、例えば「自分はコミュニケーション能力が低い」=「リモートワークが向いている」というように端的に考えるのではなく

総合的に自分を判断した上で仕事を選ぶ事が大切です。

Kei
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自分で総合的な判断をするのは難しい場合は、転職エージェントに相談してみましょう。

既卒・第二新卒向けの転職エージェントは一般向けのものより親身になってくれますし、今後のキャリアプランを一緒に考えてくれ、今すぐ転職を考えていなくても利用できるところが多いです。

既卒・第二新卒の方はそれぞれに特化した転職エージェントにキャリア相談をしてみる事をおすすめします。

Kei
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