※この記事は、キャリアコンサルタント(国家資格)を持ち、現役で就職支援に携わるKeiが解説しています。
名前:Kei
職業:大学のキャリアセンターで新卒〜若年者の就職支援を担当(現役)
キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。 資格:
備考:大学卒業後、新卒で金融業界に就職するも1年で退職。その後さまざまな仕事を経験するが、自分に合わず5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアコンサルタント等の資格を取得して大学のキャリアセンターに転職。これまでに多くの求職者サポートに携わる。
UZUZ既卒(ウズキャリ)は充実した就職サポートで既卒者から人気の高い転職エージェントですが、登録したら具体的にどんな企業の求人が紹介されるのでしょうか?
この記事では、UZUZ既卒(ウズキャリ)紹介企業や職種はどんな求人が多い?と題して解説していきます。
UZUZ既卒が取り扱っている求人の職種割合
UZUZ既卒(ウズキャリ)が取り扱っている求人の職種は、下記の通りです。
- 営業職:24%
- IT系エンジニア:23%
- 事務・マーケティング:15%
- 製造技術職:14%
- 販売・接客:10%
- その他:14%
※参照 UZUZ|求人について
UZUZ既卒(ウズキャリ)の扱う求人は、IT関連のものが多いという特徴があります。
ただし、強制的にIT系を受けさせられるという事はありません。
UZUZ既卒(ウズキャリ)はカウンセリングを重視しています。求職者の希望をじっくりと聞き、それに基づいて様々な求人を紹介してくれますし、一般的な求人(例えば営業や事務など)も多数扱っているので、「IT系に強い」転職エージェントとして捉えるのが適切です。
UZUZ既卒(ウズキャリ)の特徴をまとめると下記のようになります。
- 既卒(第二新卒)・フリーター・ニートの就職内定率83%以上
- 書類通過率は87%以上
- 各企業に合わせた面接対策を無制限に実施
- 実際に入社した人の声を通じ、入社後の働き方や満足度について詳しく伝えてくれる(入社前後のギャップが少ない)
- 定着率93%以上
- キャリアカウンセラーの9割が元既卒・第二新卒
- ブラック企業を排除している
UZUZ既卒から紹介される企業について
UZUZ既卒(ウズキャリ)では、多数の大手企業や有名企業の求人を取り扱っています。
引用:UZUZ
ですが、求人自体は非公開となっています。
また、実は「大手企業」という言葉には明確な定義が存在しません。
一般的には「認知度の高い会社=大手企業」というイメージで使われることが多いですが、転職エージェントが基準としている大手企業の定義とは異なっている場合があります。
また、人材紹介会社によっても「何をもって大手企業とするか」は異なります。
そのため、自分が考える「大手企業」と、人材会社が提示する「大手企業」との認識にズレがないよう、自分の目で求人を確認する必要があります。
UZUZ既卒(ウズキャリ)が扱う求人の約30%は大企業ですが、その基準として社員数が101人〜500名以下の規模の企業を大企業としているようです。
企業規模としては社員数11~50名以下(36.2%)のベンチャー企業から101~500名以下(27.9%)の大手企業まで幅広く扱っています。
※参照:UZUZ|よくある質問
※UZUZ既卒(ウズキャリ)は面談を重視しており、「その方に最もマッチした求人の紹介を行なっている」という方針ですので、場合によっては大手企業の紹介が受けられない可能性もあることを念頭に置いておきましょう。
UZUZ既卒は既卒に特化した転職エージェントです。基本的に「自分の経歴やキャリアに自信の無い20代の若手」がメインターゲットになります。
その為、紹介される求人は一般的に「中小企業」が多くなります。
UZUZ既卒(ウズキャリ)と相性の良い人
UZUZ既卒(ウズキャリ)は「既卒に特化した転職エージェント」です。
UZUZ既卒(ウズキャリ)は1人あたりに充てるサポート(カウンセリング、面接対策、書類添削など)の時間が平均20時間以上であり、業界トップクラスの徹底的なサポートが魅力です。
UZUZ既卒(ウズキャリ)のキャリアカウンセラーは、ほとんどが元既卒・第二新卒の経験を持っているため、「どんな仕事につきたいかわからない」といったまだ言語化できない悩みから、応募書類や面接の練習まで、親身になってサポートしてくれます。
既卒とは、一般的に「学校を卒業して3年以内かつ正社員経験が無い求職者」を指します。よく比較される「第二新卒」との違いは「正社員経験があるかどうか」です。(第二新卒は正社員経験あり)
まだ若く社会人経験の少ない既卒の求職者は自分の適性がわからなかったり、履歴書や応募書類の作成、面接に苦手意識を持っていることが多いので、既卒で就職活動をする場合「既卒に特化した転職エージェント」を利用する方を強くおすすめします。
UZUZ既卒(ウズキャリ)と相性の悪い人
UZUZ既卒(ウズキャリ)と相性が悪いと感じる方々は、以下のような特徴があります。
- 単に多くの求人情報を見たいという方
- 転職先の企業を紹介してもらうだけで十分な方
- 30歳以上の方
UZUZ既卒(ウズキャリ)はキャリアカウンセリングに多くの時間を充てるため、自分の力だけで就職活動を進めたい方には向いていません。
また、サポートの対象者は20代がメインなので、30代になると利用が制約されることがあります。
UZUZ既卒(ウズキャリ)の取り扱い求人数は多くはありません(約1,500社)。ですがその代わりに、厳選された質の高い求人を提供しています。
UZUZ既卒(ウズキャリ)の取り扱い求人は少ないものの、求人の質を高めブラック企業を含まないよう厳選された求人情報を取り扱っています。
無料でサービスを受けられる理由
一般的に1件あたりの成功報酬は、転職者の年収の30%程度と言われています。年収400万円なら120万円ほどが転職エージェントの会社に入る事になります。
とても大きい金額が動くので、基本的に転職エージェントはサポートが手厚い事が多いのですが、その中でもUZUZ既卒(ウズキャリ)のサポートはとても優れています。
まとめ
UZUZ既卒(ウズキャリ)紹介企業や職種はどんな求人が多い?と題して解説してきましたが、いかがでしたか?
UZUZ既卒(ウズキャリ)が取り扱う求人は決して多くはありませんが、その分求人の質が高く満足している人が多いという事が定着率の高さ(93%)からわかります。
また、職種に関しては他社と比べてIT系が多いという特徴があります。
ただし、その他の職種についても豊富に取り扱っているので、IT系を希望していないのに強制的に受けさせられるという事はありません。
また、UZUZ既卒の一番の特徴は、既卒に対するサポートの手厚さです。
その為、キャリアカウンセリングや面接対策など、内定まで徹底的にサポートされるのが苦手という人には向きません。
また、求人を一括で大量に見たいという方や30代以降の方には不向きであると言えます。
転職エージェントを選ぶ際は、相性がとても大事になってきます。
UZUZ既卒(ウズキャリ)をもっと詳しく知りたい人は、ぜひ下記をご参照ください。