※この記事は、キャリアコンサルタント(国家資格)を持ち、現役で就職支援に従事している専門家が解説しています。
職業:大学のキャリアセンターで新卒〜若年者の就職支援を担当(現役)
資格:キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考:大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。
リクナビNEXTは転職した人の約8割が利用している転職サイトであり、若者向けの求人に強いという特徴があるので、第二新卒は登録必須の転職サイトです。
この記事では下記について詳しく解説していきます。
- リクナビNEXTの特徴
- リクナビNEXTが扱う大手企業の求人一覧
- リクナビNEXT扱う第二新卒向け大手企業求人の探し方
リクナビNEXTの特徴
サービス対象年齢 | 20〜30代に強い(登録自体に年齢制限は無い) |
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サービス対象者 | 第二新卒、全年代の求職者 |
対象地域 | 全国 |
サービスの流れ | 会員登録→求人閲覧→応募(ここからは企業と直接やりとり)→選考→内定 |
備考 | 求人数・利用者数ともに日本最大級。 第二新卒に強い。 幅広い業種・職種に対応 グッドポイント診断で自分の強みを無料で分析できる。 |
リクナビNEXTは利用者数1,148万人※1求人数10万件以上※2で日本最大級の転職サイトです。※1 リクナビNEXT 2022年2月末時点 ※2 2023年8月時点
また、転職した人の約8割が利用しており、リクナビNEXTにしかない独占求人※も非常に多いのが特徴です。
※求人は通常、複数の求人サイトに掲載されることが多いですが、独占求人とはそのサイトでのみ公開されている求人のことを指します。
リクナビNEXTが扱う大手企業一覧
リクナビNEXTは8万件以上の求人を提供しており、中小企業からベンチャー、大手企業まで多様な求人があります。
dodaが公開した「転職人気企業ランキング2023」に掲載されている大手人気企業の上位10社に、リクナビNEXTでの求人検索結果を合わせると下記のようになりました。
転職人気企業ランキング
1位 | トヨタ自動車 | リクナビNEXTで求人あり |
2位 | グーグル | |
3位 | ソニー | リクナビNEXTで求人あり |
4位 | 楽天 | リクナビNEXTで求人あり |
5位 | パナソニック | リクナビNEXTで求人あり |
6位 | アマゾンジャパン | リクナビNEXTで求人あり |
7位 | Apple Japan | |
8位 | キーエンス | リクナビNEXTで求人あり |
9位 | 任天堂 | リクナビNEXTで求人あり |
10位 | リクルートホールディングス | リクナビNEXTで求人あり |
データ参照:doda 求人確認日:2023.8.30
大手企業に関する誤解
「大手企業」への入社を希望する求職者は多いですが、実際には「大手企業」という言葉に定義はありません。
その為、転職サイトや転職エージェントによって大手企業の認識が異なることもあります。
「大手企業の求人多数」とアピールしている転職サイト・エージェントは多いですが、捉え方は人それぞれ違う為、それがあなたの想像している大手企業ではない可能性があります。
その為、大手企業という軸で就職活動をしている方は、なぜ大手企業に就職したいのか理由を明確にする必要があります。
しかし…
「大手企業」だから「ホワイト企業で安定している」という訳ではありません。
確かに大手企業は中小企業に比べ、福利厚生が充実していて給与水準が高いところも多いですが
それはあくまで割合の話であって、中小企業で待遇が良い所も沢山あります。
また、大手企業に定義が無いように、実はホワイト企業にも定義がありません。
例えば、『研修制度がしっかりしている』からホワイト企業だと自分が思っていても…
他の人にとっては『煩わしい研修ばかりでブラックだ』となる場合もあります。
つまり人によってホワイト企業の考え方が違うのです。
「大手企業」「ホワイト企業」「安定している会社」などを軸にして就職活動をしても、その言葉自体が曖昧なので行き詰まってしまう事が多いです。
その場合はもう少し『自分がどういうキャリアを積んでいきたいのか』を深堀りしていきましょう。
第二新卒向けの大手企業を探す方法
リクナビNEXTの利用者年齢は幅広く、若手から年配の方までバランスよく分布しています。
年齢層で言うと34歳以下の若手が53%を占め、最も多い年齢層は28歳です。
参照:株式会社yell
第二新卒向けの求人も豊富なので、第二新卒の年齢層にあたる多くの登録者がいますし「第二新卒歓迎」の特集をしている場合も多いです。
リクナビNEXTでの検索方法
第二新卒歓迎の求人を探す場合、まずリクナビNEXTのトップ画面にある【働き方】ボタンのプルダウンを表示させます↓
プルダウンして、左側にある【募集の特徴】をクリックし、その右側に出てくる【第二新卒歓迎】のチェックボックスにチェックを入れます。
すると「第二新卒歓迎の求人」を抽出する事ができます。
また、第二新卒歓迎の大手企業(ある程度規模が大きい会社)で検索したい場合は、更に「上場企業」などを追加すると、第二新卒歓迎の大手企業を一覧で見る事ができます。
他にも「年間休日120日以上」や「固定給25万以上」「離職率5%以下」など様々な条件で検索する事ができます。
まとめ
リクナビNEXTは日本最大級の転職サイトで、第二新卒に強く、さらに大手からベンチャー、中小企業まで幅広くカバーしているので、全ての第二新卒におすすめできる転職エージェントと言えます。
大手企業とは世間一般で「認知度の高い会社」を指しますが、リクナビNEXTは「人気企業ランキング」に掲載された大手企業の求人のほとんどを取り扱っています。
ただし…リクナビNEXTの利用者の中には
- 数が多く、求人を探すのが大変
- 通知が多くて煩わしい
- サービスが多すぎて使いにくい
と感じる方もいるようです。
リクナビNEXTはとてもおすすめできる転職サイトですし、筆者自身はとても使いやすいと感じますが…
感じ方は人によるので「相性が悪い」と評価する人もいます。
下記の記事では、リクナビNEXTの口コミや評判について、より詳しく解説しています。