高校生になると、「将来どんな仕事に就けばいいのかわからない」「自分に向いている仕事を知りたい」と悩むことがあります。

そんなときに活用したいのが高校生向けの適職診断です。いくつかの質問に答えるだけで、自分に向いている仕事や職種の傾向を知ることができ、これまで知らなかった職業に興味を持つきっかけにもなります。

この記事では、高校生が利用しやすい適職診断を3つを紹介します。それぞれ診断方法や結果の見方が異なるため、自分に合ったものを試してみてください。また、診断結果をそのまま進路にするのではなく、気になる仕事の仕事内容や必要な資格・スキルを調べる方法についても解説します。

高校生に適職診断がおすすめな理由

理由

高校生のうちは、まだ具体的にやりたい仕事が決まっていない人も少なくありません。「自分にはどんな仕事が向いているのだろう」と悩んだときに役立つのが、適職診断です。

適職診断を行うと自分では気づいていなかった強みや弱み・興味のある分野を知るきっかけにもなるため、将来の仕事を考える際のヒントになります。

ただし、診断結果は「この仕事に就くべき」という答えではありません。結果を参考にしながら、気になる職業について調べたり、実際の仕事内容を知ったりすることが大切です。

高校生におすすめの適職診断3選

虫眼鏡ポイント

高校生が適職診断を受けるなら、高校生向けに作られたサービスや、職業について詳しく調べられるサイトを選びましょう。

Kei
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ここでは、高校生が自分に向いている仕事を考えるきっかけとして活用しやすい、以下の3つを紹介します。

  • スタディサプリ進路の適職診断
  • マイナビ進学の「未来ミツカル診断」
  • 13歳のハローワーク

それぞれ診断方法や、診断後に仕事を調べる方法が異なるため、自分に合ったものを試してみましょう。

スタディサプリ進路の適職診断

スタディサプリ進路の適職診断では、さまざまな仕事について「どのように感じるか」を選択していきます。全部で63問あり、質問に答えていくことで、自分に向いている職業がわかります。

診断では、給料や必要なスキルなどの条件ではなく、仕事に対する興味や感じ方をもとに適職を探します。そのため、「自分はどんな仕事に興味を持ちやすいのか」を知るきっかけになります。

診断結果では、あなたに向いている職業が5つほど表示されます。さらに、その職業に関連する資格や学問を学べる進路についても調べられるため、仕事だけでなく、その先の進路まで考えやすいのが特徴です。

「まだ具体的にやりたい仕事が決まっていない」という高校生が、職業や進路の候補を見つけるために活用しやすい適職診断です。

スタディサプリ進路

マイナビ進学の「未来ミツカル診断」

マイナビ進学の「未来ミツカル診断」は、約1分でできる性格診断です。いくつかの質問に答えることで、自分の性格や強みをもとに、向いている「学問」や「職種」を診断できます。

マイナビ進学

性格から自分に合う仕事や学問を知ることができるため、「自分の強みを活かせる仕事にはどんなものがあるのか」と考えている高校生に向いています。

診断結果をきっかけに、これまで知らなかった職種や学問に興味を持てる可能性もあります。

13歳のハローワークの適職診断

13歳のハローワークの適職診断は、子どものころの記憶をもとに自分のタイプを診断するのが特徴です。

「13歳のハローワーク」という名前ですが、中学生から高校生、さらに大人まで、幅広い年代が仕事について調べるために利用できます。

13歳のハローワーク

「小学生のころを思い出して答えてください」という形式の質問に、Yes・Noで回答していきます。思い出せない質問は、直感で答えることもできます。

診断すると、自分のタイプが比較的細かく分類され、タイプに似ている有名人や、「このタイプに多い仕事分野」なども紹介されます。自分の性格や興味の傾向から、具体的な仕事を考えるきっかけになるでしょう。

一方で、スタディサプリ進路やマイナビ進学と比べると、進学先を探すというより、仕事や職業について知ることに重点を置いたサイトです。そのため、診断結果から具体的な職業を知りたい場合に活用するとよいでしょう。

高校生が適職診断を選ぶときのポイント

ポイント

高校生が適職診断を選ぶときは、診断結果だけでなく、その後に仕事や進路について調べられるかも確認しましょう。

また、診断に時間がかかりすぎないか、無料で利用できるかなど、気軽に試せることもポイントです。診断はあくまで自分の適性や興味を知るためのきっかけなので、結果をもとに具体的な職業について調べられるサービスを選ぶと、進路を考えやすくなります。

診断結果から気になる職業を調べる

適職診断を受けたら、診断結果に出てきた仕事をそのまま「自分に向いている仕事」と決めるのではなく、まずは仕事内容を詳しく調べてみましょう。

たとえば、同じ「人と関わる仕事」でも、営業職、教師、看護師、販売員など、仕事内容や働き方は大きく異なります。診断結果に出てきた職業の仕事内容や、どのような人が向いているのかを調べることで、自分に本当に合いそうかを考えられます。

「知らなかったけれど、少し興味がある」という仕事が見つかれば、それも適職診断を受ける大きなメリットです。

興味のある仕事に必要な資格やスキルを調べる

気になる職業が見つかったら、次にその仕事に就くために必要な資格やスキル、知識を調べてみましょう。

職業によっては、特定の資格が必要だったり、専門的な知識を身につける必要があったりします。一方で、資格が必須ではなく、仕事を始めてから経験を積んで身につけていくスキルもあります。

必要な資格やスキルを知ることで、「自分は何を学べばいいのか」「高校卒業後にどのような準備をすればいいのか」が具体的になります。適職診断は、結果を見るだけで終わらせず、気になった仕事をさらに調べるために活用することが大切です。

「向いている仕事」と「やりたい仕事」が違うときはどうする?

適職診断を受けると、「自分がやりたいと思っていた仕事」と「向いていると診断された仕事」が違うことがあります。

この場合、診断結果を理由に、やりたい仕事を諦める必要はありません。 適職診断は、あくまで自分の性格や興味などから、仕事選びのヒントを得るためのものです。

やりたい仕事があるなら、まずはその仕事について詳しく調べてみましょう。仕事内容や必要な資格、働き方などを知ったうえで、「自分の強みを活かせそうか」「興味を持って続けられそうか」を考えてみることが大切です。

一方、やりたい仕事がまだ決まっていない場合は、診断結果に出てきた仕事をきっかけに、知らなかった職業にも目を向けてみるとよいでしょう。

適職診断の結果だけで進路を決めないことも大切

高校の教室

適職診断は、自分に向いている仕事を考えるうえで便利なツールですが、診断結果だけで将来の仕事や進路を決めるのはおすすめできません。

適職診断では、限られた質問への回答から自分の傾向を分析するため、実際の仕事で感じるやりがいや職場環境との相性、将来の希望など、すべてを判断できるわけではありません。

診断結果は「自分にはこんな仕事が向いているかもしれない」と、選択肢を広げるために活用しましょう。そのうえで、気になる職業の仕事内容や必要な資格、働き方などを調べ、自分が興味を持てる仕事なのかを考えていくことが大切です。

なお、発達障害(ASD・ADHD)の特性がある高校生の場合は、仕事選びだけでなく、自分の特性に合った進路を考えることも大切です。詳しくは「発達障害(ASD・ADHD)の高校生は大学進学すべき?仕事から考える進路選択」で解説しています。

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