職業:大学のキャリアセンターで新卒〜既卒・第二新卒の就職支援を担当(現役)
資格:キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考:大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。
ハローワークを通して求職活動(職業相談・セミナー参加など)を行う場合、その活動終了後に「ハンコ」を貰いますが
そのハンコは一体どこに押されるのか、また間違いやすいポイントを画像を多用してわかりやすく解説します。
ハローワークのハンコは雇用保険受給資格者証の裏面に押される
ハローワークで職業相談などの求職活動を行った場合、その活動の証明として雇用保険受給資格者証の裏面にハンコが押されます。
ー画像引用元:ハローワーク
この用紙の【裏面】にハンコが押されます。
勘違いポイント①失業認定申告書と間違える
求職活動実績は失業認定申告書に記入して申告するため、ハンコもこの用紙に貰うと勘違いしている方もいるかもしれませんが
基本的に、失業認定申告書への記入は本人のみが行います。
ハローワークが書き込むのは雇用保険受給資格者証になるので、間違わないようにしましょう。
勘違いポイント②ハンコは名前ではない
よく、ハローワークで求職活動を行うと「ハンコを押印される」という言い方をされますが
ここで言う「ハンコ」とは「(ハローワーク名)職業相談」や「(ハローワーク名)セミナー」などと記載されたハンコの事です。
この印鑑は全てのハローワークで統一されている訳ではないので、ハローワークによっては文言が違う可能性があります。
また、ハンコに拘らず手書きで記載されていてもOKです。
ハンコを押さないハローワークもある
実は、私がお世話になったハローワークもハンコを押してくれませんでした。
(情報がハローワークに残っているから、との事)
求職活動実績の細かな部分の判断になると、各ハローワークで独自に判断される事も多いです。
その為、「A市のハローワークではOKだけど」「B市はダメだった」というケースもあります。
ハローワークに電話で問い合わせてみた
筆者は以前ハローワークのセミナーを受けた事があるのですが
家に帰ってから雇用保険受給資格者証にハンコが無い事に気づき、不安になってハローワークに問い合わせた事があります。
【問い合わせ時の会話↓】
こんな感じで、求職番号を伝えるとすぐに参加データが残っているか確認して貰えました。
(筆者は田舎に住んでいるからかもしれません。都会のハローワークだと印鑑作られているところが多いかもしれませんね^^;)
もしハンコが無くて、自分のデータがハローワークに残っているか不安な場合は、求職番号を伝えて確認する事をおすすめします。
まとめ
求職活動実績のハンコはどこに押されるのかについて解説してきましたが
ハンコを押される場合は雇用保険受給資格者証の裏面になります。
ハンコは記載内容は名前の印鑑ではなく「ハローワーク名 + 職業相談」等です。
また、ハンコを押さないというケースも存在するので気をつけましょう。
基本的にはハローワークにデータが残ってさえいれば、ハンコが無かったとしても問題ありませんが
気になる方は求職番号を伝えて、自分の活動がデータに反映されているか確認してもらいましょう。
最後に。
筆者自身、失業手当を受けながら求職活動を行なった経験があるのですが
求職活動で一番利用しやすかったのは、自身の経験から、ハローワークではなく転職エージェントだと断言できます。
登録は3分ほどで終わり、アドバイザーと面談しなくてもオンラインセミナーに参加できるなど、利用のハードルが非常に低いのが良かったです。
※オンラインセミナーでも求職活動実績として申請できます。
※有料職業紹介事業者は採用企業側から報酬を貰うので、求職者から費用を受け取る事は法律で禁止されています。
オンラインセミナーへの参加は、時間や場所を制限されませんし、最新の情報を取り入れた役立つ内容が多いので非常に参考になります。
詳しくは、リクルートエージェントのオンラインセミナーという記事にまとめていますので、是非こちらもご覧下さい。