名前:Kei 職業:大学のキャリアセンターで新卒〜若年者の就職支援を担当(現役) キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。 資格: 備考:大学卒業後、新卒で金融業界に就職するも1年で退職。その後さまざまな仕事を経験するが、自分に合わず5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアコンサルタント等の資格を取得して大学のキャリアセンターに転職。これまでに多くの求職者サポートに携わる。 |
転職エージェント【就職Shop】は気軽に登録でき、また書類選考も無い事から既卒やフリーターの方に人気があります。
最近ではオンライン面談が主流になっており、就職Shopに面談予約をするとZoomを利用したオンライン面談の案内が届きます。
対面でもオンラインでも服装の考え方は同じ
最近はオンライン(Zoom)での面談が主になっているのですが
「対面だからオンラインよりもきっちりした服装で」
「オンラインだからラフで良い」
という様に、対面だから・オンラインだからといって服装を変える必要はありません。
また就職Shopの面談を受ける際「私服でお越しください」と言われますが、あくまで「就職に係る面談」である事を意識しておく方が良いです。
というのも、就職活動において「私服で」というのは「オフィスカジュアル、又はスーツ」を指す事が一般的だからです。
ファッション系やデザイン系など、「私服を見てその人となりを判断したい」という考えで「私服で」と言ってくる場合、「スーツではなく普段の服装でお越しください」など念押しした表現になっている事が多いです。
「服装自由」「私服OK」など、どちらとも取れる表現の場合、スーツもしくはオフィスカジュアルを着用するのが無難です
私がオンライン面談をしていると、スーツを着ている面談相手が立ち上がった瞬間、下半分がジャージだった…という事も結構あります。
また下だけジャージだと、シャツが変に浮いたりシワになっていたりと細かい点で気づく事があります。そしてバレた瞬間「見えない所でズルをしようとする人なんだな…」と思われる可能性があります。
スーツを着るならきちんと上下整えて着用しましょう。
面談時の服装例(画像)
オフィスカジュアルは、ビジネスの場における服装スタイルの一つです。
以下に女性と男性の場合のオフィスカジュアルの特徴を説明します。
女性の場合:
- 上半身:ブラウスやシャツ、セーターなど。カラーや柄は控えめに。
- 下半身:スラックス、チノパンツ、スカートなど。丈やシルエットは短くなり過ぎないように。
- シューズ:ヒールやフラットシューズ、ローファーなど。ヒールの高さは4〜7㎝程度に。
- アクセサリー:控えめなアクセサリーを選び、過剰な装飾は避けましょう。
男性の場合:
- 上半身:ドレスシャツやポロシャツ、セーターなどです。カラーや柄はシンプルなものが好まれます。
- 下半身:スラックスやチノパンツなどを選びます。ジーンズやカジュアルなパンツは避けましょう。
- 靴:ビジネスシューズやドレスシューズを選びます。色は黒や茶色が一般的です。
- アクセサリー:シンプルなベルトや時計など、控えめなアクセサリーを選びます。
筆者の体験談
私も既卒(第二新卒)として転職活動をした事があるのですが、その際、既卒やフリーターの方をターゲットにした転職エージェントに申し込みました。(就職Shopではないです)
面談の際「服装は自由です」と言われたのですが、スーツを着用していきました。その他にも、転職エージェントの方からの連絡や指摘に対し、できる限り早く丁寧にレスポンスできるように努めました。
そして自分の第一志望だった企業の面接が終わった後、その転職エージェントから
「他の受験者には内密にお願いしたいのですが、弊社としてはきちんと対応して下さるKeiさんが採用されて欲しいので、面接先の会社に推しておきました」と言われました。(その後無事内定を頂く事ができました)
未経験の方や職歴が浅い方を対象にしている転職エージェントは、社会人のマナーをあまり知らない人の割合が多くなります。そんな中できちんとした印象を残す事ができれば、それだけで周りと差別化ができます。
就職Shopは職歴・経歴より「人物重視」の転職エージェントです。その為、書類選考すらありません。
ですので、求職者が「どんな人なのか」という点は他社よりも深く見られています。
また、服装が相手に与える印象はとても大きいです。
「メラビアンの法則」という有名な法則では、第一印象の決定要因は「容姿・容貌・服装」が55%、「雰囲気や立ち居振る舞い」が38%、そして「話の内容」が7%となっています。
就職Shopの面談ではラフな格好で臨む人も多いですが、そこできちんとした格好をしていくと「この人はきちんとしている」と好意的に捉えられ、他の登録者と差別化できる可能性があります。
服装一つで相手に伝わる印象が大きく変わるので、多少面倒に感じても当日の服装はスーツ、もしくはオフィスカジュアルにしておく方が良いでしょう。
まとめ
既卒|就職Shop面談の服装例(画像)私服とスーツ正解はどっち?と題して書いてきましたがいかがでしたか?
就職Shopで面談を受ける際「服装は私服で大丈夫です」と言われますが、就職活動において私服と言われたら「オフィスカジュアル」と捉えるのが一般的です。
アパレル系やファッション系などその人個人の服装を見たい場合など、本当に「私服」の必要がある場合は「スーツではなく私服でお越しください」など、私服を強調するような書き方をしている所がほとんどです。
また、オフィスカジュアルが難しければスーツを着用しましょう。
就職Shopの面談ではラフな格好で臨む人も多いですが、自分自身の経験から服装はきちんとしたものを着用する方がメリットが大きいと感じます。
就職Shopは職歴や経歴ではなく人物重視なので、就職活動に自信の無い既卒の方に特におすすめしたい転職エージェントです。
就職Shopが気になる方は下記から登録できます。
就職Shopについてもっと深く知りたい方には下記の記事で解説しています↓↓