職業:大学のキャリアセンターで新卒〜既卒・第二新卒の就職支援を担当(現役)
資格:キャリアコンサルタント(国家資格)の他、CDA(キャリアデペロップメントアドバイザー)、進路アドバイザー、メンタルヘルスマネジメントⅡ・Ⅲ種など、キャリアと心理に係る多くの資格を取得。
備考:大学卒業後、新卒で銀行に就職したものの1年で退職し、その後5年間で5回の転職を経験。この経験から職業選択の重要性を痛感し、キャリアと心理に関する複数の資格を取得。大学のキャリアセンターに転職しこれまでに多くの求職者サポートに携わる。
リクルートエージェントのサービス利用期間は面談から3ヶ月が目安となっているので、今すぐ転職したい!という訳でない場合、面談を断ろうと考える人も多いのではないでしょうか。
この記事では「リクルートエージェントを利用したいけれど面談は断りたい」という方の為に、面談の断り方と、断った場合に制限されるサービスや注意点について解説します。
リクルートエージェントについて
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1※を誇る転職エージェントで、第二新卒をはじめとするすべての転職希望者におすすめ出来るサービスです。
※1 厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2021年度実績を自社集計)2022年6月時点
また、業界最大手であるリクルートが運営しているサービスなので、保有している求人数は非公開求人を含み60万件以上(2023.10時点)で、手厚いサポートにも強みがあります。
面談までの流れ
リクルートエージェントと面談するまでの流れは下記の通りです。
- リクルートエージェント公式ページから登録
- 登録完了後、電話またはメールにて連絡がある
- 初回面談の日程を調整する
- 面談を行う
【3分登録】リクルートエージェント登録の流れ。登録項目が少なくて簡単!職務経歴欄は任意なので、入れなくても登録可能です😀
登録方法や詳しい説明はコメ欄のリンク先(就活ポケット)へ!
☆★☆登録完了ボタンは押してません&入力情報はダミーです☆★☆ pic.twitter.com/gwgr1SCUC8
— 就職担当Kei@キャリコン更新しました! (@shukatu_pocket) October 15, 2023
リクルートエージェントの面談を断った場合に制限される事
- 求人検索・閲覧
- 非公開求人の検索・閲覧
- 求人への応募
- オンラインセミナーへの参加
- 求職者の希望に沿った求人紹介
- 職務経歴書・履歴書など応募書類の添削
- 独自に分析した業界・企業情報の提供、
- 志望企業への推薦など様々な転職サポート
転職エージェントを利用するメリットは、専任アドバイザーと協力しながら二人三脚で内定を目指し、手厚いサポートを受けられる点です。
面談を受けない場合これらのサポートが受けられないのですが、リクルートエージェントの場合は登録のみで求人を見る事ができるので、いわゆる転職サイトのようなサービスしか受けられなくなります。
転職エージェントと転職サイトの違い
通常、転職エージェントを利用すると一人ひとりに専任のアドバイザーがつきます。
また、転職サイトはいわゆる求人サイトなので、自分から興味のある求人を見つけ応募していくという流れになりますが
転職エージェントの場合、面談でヒアリングした内容に基づきアドバイザーが求人を紹介し、その求人に興味があれば応募するという流れになります。
断り方の例文
転職エージェントに登録後、通常は面談のお知らせが届きます。
面談日程を調整する「前」と「後」でのお断りメール例文を紹介します。
例文|面談日程を調整する「前」にお断りする
日程の調整をする前に、面談辞退のメールを送る際の例文です。
件名:面談の辞退について
リクルートエージェント
ご担当者様(担当名がわかれば○○様と記入)
お世話になっております。○○です。
面談のご提案、ありがとうございます。
ご縁をいただいたことに感謝申し上げますが、現在の状況において、面談に参加することは難しい状況となっております。誠に申し訳ございませんが、面談のお申し出を辞退させていただきたいと思います。
このご縁に感謝し、今後も何か機会がありましたら、再びお世話になれれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
[あなたの名前]
断る理由について詳細に記載する必要はありませんが
「今すぐ転職活動はしないけれど数ヶ月後に行う」と決めている場合
「○○から本格的に就職活動を始めたいと考えている」とスケジュールを併せて伝えておくと、後の利用がスムーズになります。
例文|面談日程を調整した「後」にお断りする
面談の日程調整はしたもののキャンセルする場合、日程調整のお礼とお詫びの気持ちを併せて伝えるようにしましょう。
件名: 面談キャンセルのお詫びとご連絡
お世話になっております。
先日、面談の日程を調整していただいた○○です。
お忙しい中ご対応いただき誠にありがとうございました。
大変申し訳ございませんが、私の転職スケジュールの都合により面談に参加できなくなってしまいました。
急な変更により、お時間を無駄にさせてしまうことを深くお詫び申し上げます。
お忙しい中、スケジュールを調整いただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い致します。
[あなたの名前]
面談を断ったら転職エージェントからの評価が低くなる?
転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、採用された場合に年収の30%程度を報酬として受け取ります。
例えば求職者が企業に年収400万円ので採用された場合、120万円ほどが転職エージェントの報酬として支払われるのです。
- 転職への意欲が低い
- 希望条件が高過ぎる・こだわりが強すぎる
- 希望勤務地が地方で求人が少ない
転職エージェントは1人で何人もの求職者を抱えるので、転職の希望時期が半年以上先の方や転職意欲が低い人は後回しにされる可能性があります。
リクルートエージェントはサービス期間の目安を3ヶ月としているので、長期的にゆっくり転職活動をしていこうというより、短期決戦で早く決めようとする人に向いています。
その他、以下のポイントも留意しておくと良いでしょう。
- メールや電話への返信が遅い
- 転職エージェントからの指摘に対して改善が見られない(履歴書や面接対策など)
- 表情が暗い、声が小さい
- 転職エージェントに対して態度が悪い
下記の記事では、退職した方(予定の方)向けに、雇用保険(失業保険)を受ける際の求職活動実績としてリクルートエージェントのオンラインセミナーを活用する方法を解説しています。